私の消滅
- 蜜月稀葵 Marea MIZUKI
- 1月14日
- 読了時間: 1分
ただ歩くだけ
歩いて確かめて
確かめて
手と足先は冷たくなったけど
仙骨がぐわっと暖かくなった
木々やトンビ、風、海、虫、猫
そして
芽さんが見届けて下さった
今日
私はとても珍しく
鳥のピアスをつけた
「私が私であること」
と芽さんが話していて
私の中には
アタマが勝手に創り出した「 私」が沢山で
體はワタシを知っているから
確かめるように歩いて
今日も踊って、稽古して
私がワタシであることを
どんどん滲ませていく
私はやりたいことをやる
ありがとう
できました
